※童話の更新は週1回(だいたい土曜日の夜)です(^0^)/

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2017年11月1日水曜日

神様がくれた犬

『 神様がくれた犬 ドンのハッピー新聞 』 倉橋 燿子 作


小学生の女の子二人が、たまたま出会った、気性が荒く、
飼い主も手に負えず、保健所行きが迫っている犬を、
なんとか飼えるようになるまで“しつけ”をする奮闘記。


※※※ この先は、ネタバレ注意です ※※※


タイトルからすると、とてもキセキ的なワンちゃんが出てくるのかと
期待していたのですが、とってもとぼけてカワイイ、ワンちゃんで、
ちょっと期待外れでした(いや、逆になごみました(^^ )。

タイトルがハードルを上げ過ぎているのだと思います。

サブタイトルだけの方が、微笑ましい感じがして、
よかったのではないでしょうか。

いや、むしろ、サブタイトルに沿った物語にした方が
よかった気がします。

主人公二人は新聞を作っていて、ドンのことも載せているのですが、
学校で話題になっているということは伝わって来ますが、
具体的な内容は物語に出てきません。

物語は二人がドンを飼って、しつけていく過程を綴っているのですが、
ドンをしつけることに対して、二人の主人公よりも、
周りにの人たちの影響力が大きく、助けてくれるので、
二人がドンを成長させた、という感じがしません。

それだけに、二人が作った新聞記事を通して、ドンと拘わって
感じたことなどを表現すればよかったように思います。

また、物語の途中、主人公の心情が表現されるところがあるのですが、
出方が唐突すぎて、物語に馴染んでいないように感じました。

もっと、主人公がドンと拘わって、ドンの成長と共に
二人も成長していく過程を、言葉だけで表現するのではなく、
深く描いて欲しかったです。

最後まで、どこらへんが「神様がくれた犬」なのかも
よく分かりませんでした。


※※※ この上は、ネタバレ注意です ※※※


とてもかわいくて、飼い主思いの賢い犬のお話です。

絵は可愛いし、二人の主人公もがんばってるし、
ドンも健気だし、文章も読みやすい。

登場人物も、良い人が多いです。

可愛いワンちゃんを飼いたい!

と思っているかたには、しつけのしかたが分かります。

犬が大好き!

というかたは、気構えることなく、肩の力を抜いて、
のんびりした気分でなごめる、楽しい作品だと思います。

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